初見の皆さん、はじめまして!読者の皆さん、お疲れ様です!しらみずカエです😊
サポートキャラのモノカです。長かったこの企画も、いよいよ終盤ですね!
ついに、添削依頼に出す予定のイラストが完成しました😆
やっぱり予想通り、時間かかりましたわ😅まあ思ったよりは早かったかな?とも思いますが。
さて、「渾身の一枚を描く」と言っていましたが、果たして出来栄えは…?
では、早速やっていきましょうか!
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【目次】
- 1.渾身の一枚は、一生描けない
- 2.完成イラスト
- 3.【試行錯誤ポイント 1】光を意識した見せ方
- 4.【試行錯誤ポイント 2】ほんの0.1秒だけ時間を動かしたい
- 5.【試行錯誤ポイント 3】遠近の表現でキャラを際立たせる
- 【製作こぼれ話】
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【イラスト添削依頼 編】
第4回 添削依頼用イラスト、完成!
1.渾身の一枚は、一生描けない
いきなり「渾身の一枚は描けない」とか言っちゃってますけど😅
まあ色々頑張ってはみたんですけどね…😓描いても描いても違和感の修正が無くならないんですよ…。
どうゆう事かと言うと…、つまりこれです ↓
【限界以上の絵を描こうとすると生じるスパイラル】
実力以上の絵を描こうとする
↓
たっぷり時間をかけて、調べながら描いていく
↓
違和感が見つかる
↓
調べて修正していく
↓
次の違和感が見つかる
↓
調べて修正していく
↓
次の違和感…
エンドレスですね😅終わりが見えないです。
ブルーピリオドという漫画で、「作品は諦めたら、そこで完成」なんてセリフがあるんですけど、それな!って感じです😓
でも、次々と違和感に気付いていくってことは、描きながらにして成長しているって事なのかもしれませんね😊でも、成長し続けるからこそ途中で気付く違和感も見逃せないのもあって、「妥協ゼロの完璧なものってのは、一生描けないもんだな…」と悟ってしまいました😓
なので、自分との根比べでしたね😅とくに苦労したのは自分の中の妥協点を見つける事だったような気がします😓
違和感に気付いてるのに、実力の無さから解決策も見つからず、結果として目の前の問題を放置する…という残酷な結末😭
歯がゆい…、自分にもっと実力があれば…😭すまん、私のキャラクター達よ…。
とは言え、イラスト製作に長時間かける中で微々たるものではありますが成長は感じられたし、最後の方はちょっと不思議な感覚もありました。今の作品に対する恐怖が無くなるというか…。それは長時間作業ならではの感覚なのかな?とも、ふと思いました。
今回のイラスト、しらみずさんなりに色々試行錯誤していたようです。とりあえず観ていただきましょうか!
2.完成イラスト
製作時間は計ってませんが、ざっと見積もっても70時間以上かけて描いていたかもしれません…、アホですね😅
こうやって比べると、よく完成まで持って行けたな~と思いますね😅
基本装備の小技と挑戦した事がてんこもりな一枚ですが、70時間以上かけた割には…と思うところもあります😓
結局のところ最後はキリがないので、今の実力の無さを真摯に受け止めてこの時点で完成としました…。
でもまあ、自分なりの合格点はギリギリ超えたかな?と思います。
3.【試行錯誤ポイント 1】光を意識した見せ方
ここからは個人的な発想でイラスト製作の際に取り入れたポイントを紹介します。
今回キャラが多いとかエフェクトあるとか、とにかく絵がゴチャついていたので、できるだけ目に入る情報をスッキリできないか?と考えて思いついたのが、光による明暗の使い分けです。下の絵をご覧ください。↓
黄色の線は明るい部分、紫の線は暗い部分と、明暗が交互になるようにして光の位置を考えました。
魔法使いは魔法エフェクトで光があり、ドラゴンとアーチャーの距離間にドラゴンの吐いた炎を追加することで、ドラゴンに光を、アーチャーに逆光で影を作ってみました。
こうすることによってゴチャつきが減って見やすいかな~と思いました。踏切の黄・黒のように目立たせたので、視線誘導にもなってるかな?
4.【試行錯誤ポイント 2】ほんの0.1秒だけ時間を動かしたい
イラストは静止画ですが、この戦いの荒々しさを表現させたかったので、動きが欲しかったんですね。
それでこんな工夫をしてみました。↓
魔法使いのマントのフチ線を太くしてボカシてみました。何がしたかったかと言うと、ほんの0.1秒時間を動かすために、カメラのピンボケみたいな演出を取り入れようと考えたんです。
こうやって拡大してよ~く見ないと分かりづらいので、狙いとしては少し甘かったですね😓
【勝手に推しポイント】
腕とかに浮き出た血管を描く。歯を一本ずつ描く。この辺は描いてて一番好きな表現です😊
5.【試行錯誤ポイント 3】遠近の表現でキャラを際立たせる
アーチャーはサブキャラで、まして影の部分にいるので目に飛び込むのは後回しになると思うのですが、アーチャーをピックアップして見た時に奥行きを感じれるように背景をぼかしてみました😊
現実的にアーチャーとドラゴンの距離感のズレって、そこまで無さそうだったのですが、アーチャーとドラゴンの色味が似ている気もしていたので、見やすくするために思い切ってドラゴンの腕をぼかし、さらに奥に背景を付けたし(一応遺跡の様なイメージだったので柱がある)、もっと強いぼかしで奥行き感を出しました。
※ちなみに戦士も見やすくするため、ドラゴンの腹部に少しだけぼかしを入れています。
こうやってトリミングすると、いい感じに見えますね😊
これらは独自の判断で試してみた表現です。添削依頼でこの表現はどんな評価になるのか?少し楽しみですね!
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【製作こぼれ話】
今回厚塗りすると決めていて、いつも清書の仕上がりが硬すぎる!と思っていたので、いつもしっくり来ないペン選びを改善させようと、違う筆を試してみました。
1.通称「怠けものブラシ」
主線はこの怠けものブラシで描きました。これがかなり私の描きたいように言う事を聞いてくれて、使い勝手が良かったです😊
絵の上の方で飛んでる剣士なんか一番小さいのですが、私の筆圧にしっかり反応してくれて、キレイに描く事が出来ました。
これは最果ての魔王ことディープブリザード先生が、Youtubeで紹介されています。
魔王様、ありがとうございます😊
2.魔王厚塗りブラシ
これは先ほどの魔王様が、直々に作成された厚塗りブラシです。
こちらのペンは細かい色塗り、厚塗りに使用しました。これもなかなか良かったです😊
こちらも魔王様のYoutubeで紹介されております。
とにかく最近は厚塗り志向なため、私は勝手に「厚塗りと言えば魔王様」と思っているので、今回のおススメはかなり助かりましたね😆
3.クリスタ既存の水彩ペン
全体の色付け、影の表現はこれでやりました。隣の色と混ざっちゃうのが色塗り苦手な私にはかなりの曲者だったのですが、今回思い切って使ってみて少し使いこなせる様になりました(ホント少しだけですけど😅)
慣れてくれば厚塗りの良い表現になってくれると分かったので、しばらくは使っていこうと思いました😊
ドラゴンの皮膚の表現とか、今回全体的に影はザクザクと線跡を残すように描いたので、結構地道な作業でしたね😅やっぱドラゴンの描き方が手こずりましたね…。
でも大変だったけど楽しかったし、何より忍耐力が付いた!そして、よくやった私!😆
結構ここまでやり切れると、怖いものが無くなりますね!
今なら何でも描けちゃいそう!クオリティーは別として😅
さあ、しらみずさん!いよいよ添削依頼の時ですね!
うんうん!ついに来たな、この時が…😤
しかし、今回の絵に集中し過ぎて、まだどこに依頼しようか決めてません😅申し訳ございません!
とりあえず次回は添削結果がブログ記事になると思いますが、とりあえずいつもの自己添削もする予定です。「自分とベテランの見え方にどれぐらい差があるのか?」これについても確認もしておきたいので、次回は添削を2パターン載せられたらいいな~と考えてます😊
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今回も長々と、そして企画をこんなに引っ張ってしまい、お付き合い下さってありがとうございます😌
もうすぐ春ですね😊暖かくなってきて気持ち良いのですが、花粉がね~…😅眼を傷付けない様、お気を付けください。ではまた★
最後まで読んでいただきありがとうございます。ご意見ご感想などあればご自由に投稿してください。さあ!いよいよ次回は、添削結果ですね!果たしてどんな結果になるのでしょうか…?また次回も宜しくお願い致します。