お疲れ様です。しらみずカエです。少し前から背景のある構図に挑んでいます。
パース?消失点?アイレベル?そんな専門用語、知らなかった…。アングルについても色々調べました。キャラクターの立ち位置の印象、カメラアングルによる効果など。熟知はしてませんが、とにかく描いてみましょう。いざ!
…が、やはり今回は強敵ですねー(いや、いつもですけど)。今回、いい失敗をしたので載せたいと思います。
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【モデル】初音ミク(2回目)
【今回のコンセプト】なによりも背景の練習。そして、萌えではなくカッコイイ初音ミクを描いてみよう。
ということで、ロックな感じにしたいと思いイメージしてみました。
こんなポーズでお客さんと一体感ある感じにすればリアル要素が出て、萌えも無くなる気がしたので、この構図にしました。(今思えば、背景慣れしてない初心者が描く構図じゃなかったとやや後悔)
自分でもこの構図がかなり気に入ってしまい、一気にラフまで仕上げました!ステージ照明も仕込んで、なかなかカッコイイのでは!?自画自賛したところで作業終了。続きは翌日としました。
しかし翌日、ある事に気付きます…
日中は絵を描けないので、前日までの仕上がりをスマホに落とし、仕事の合間に客観的に観るようにしてるのですが、違和感に気付きました。それは、ステージのセットが歪んでいる事です!
今回、ライブ感を出す為に少し斜めのアングルにしてたんです。そのせいで気付かなかったのか?アイレベルに合わせて絵を傾けてみます。
アイレベルに合わせてパース線を引いたはずでした。アイレベルは地平線なので地面の正位置なわけです。しかし、ステージ上のセットは後ろに倒れそうになっていました!なんて事だ!
何でこんな事になったのか、少し遡って考えてみると…
ここです。雰囲気に呑まれて夢中で描いていた最初の頃、この段階でキャラクターを描いてしまっていたのです。絵を離れて見ていない。初歩的ミスでした…
素人なりの考えだと思うのですが、背景の描き手順はおそらく2通りあって、単純にキャラクターを前に立たせる「背景そのもの」、そしてその背景にキャラクターが溶け込む「風景」があるんだと思います。今回の絵は「風景」だったんだと思います。
風景にキャラクターが入る場合、先に風景を描き切らなければ狂ってしまう。その事に気付きました。要注意ですね。
更に今回の視点は客席の目線レベルのはず。ステージのパースは後ろに倒れそうな事以外はまあまあだったのですが、初音ミクだけはアオリ具合が足りないかな〜?ちょっと今の自分には難しい注文かもしれないけど…
【まとめ】
さすがに背景は上手くいきませんね。パース線の引き方がよく分からなくて、もっと調べなくてはいけませんね。でもまあ今の段階で気付けて良かったです。このまま仕上げてたらしばらく寝込んじゃいそうですw
きっとちゃんと完成できたらカッコイイ絵になると信じて、また挑んでいくしかない!それしか出来ない!できっこないをやらなくちゃ!